リンクワーカーとして活動していこうと考えている人や、これから社会的処方の仕組みを地元で育てていきたい、と考えている人に役に立ちそうな本を選定しました!
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71ひとの居場所をつくる (西村佳哲): ちくま文庫
まちは、誰かがひとりで作るものではなく、一人一人の営みが積み重なってできるもの。遠野での「暮らしと仕事づくり」が綴られたこの本は、まちに関わるものへ多くの気づきを与えてくれる。(西智弘 医師)
72グッド・ライフ (ロバート・ウォールディンガーら): 辰巳出版
73ケアとアートの教室 (東京藝術大学): 左右社
74社会的インパクトとは何か (マーク・J・エプスタインら): 英治出版
75 ともに生きることば (金子智紀、井庭崇): 丸善出版
76恍惚の人 (有吉佐和子): 新潮文庫
認知症は、家族の中に孤独をつくり、孤独が広がっていく病気でもある。切迫して辛い日々だけど、登場人物のどうしようもないユーモアが好きで、何度でも読みます。(岸田奈美 作家)
77手の倫理 (伊藤亜紗): 講談社文庫メチエ
無責任な優しさという言葉の衝撃。孤立から抜け出すには信頼できる人を見つけるのではなく、依存先を街中に分散させる発想は、今もわたしの家族に宿ってます。(岸田奈美 作家)
78僕は独り暮らしの老人の家に弁当を運ぶ (福島あつし): 青幻舎
高齢の方に配食弁当を届ける仕事をしているカメラマンさんが、葛藤しながらもお届け先の利用者さんを写真に収めていくエッセイと写真集です。
高齢者独居の生活のリアルに衝撃を受けますが、生きること、生活を重ねることへの強い生命力に込み上げるもの、突き動かされるものがあります。
訪問看護師として伺っていた方々のことを思い出させてくれる一冊です。(河村詩穂 小杉湯)"
79 マダムたちのルームシェア (sekokoseko): KADOKAWA
寂しい老後も気の合う仲間と楽しく暮らしたい!共感しかない一冊です。マダムたちの服装やインテリアも見ていて楽しい(荒木亜紀子 図書館司書)
80幽霊たち (ポール・オースター): 新潮文庫
推薦:(浅生鴨 作家)